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顧問先の声02
プロゲート関連

【顧問先の声】顧問先に本音を聞いてみた!(後編)

今回も前回に引き続き、プロゲート仙台オフィスの顧問先である「みうらのぽてと」の三浦来喜さんにお話を伺っていきます。今回も前回同様に顧問税理士としてどうかということを率直にお話いただきたいと思います。 今三浦さんは仙台市でキッチンカーの「みうらのぽてと」を運営されていて税務顧問をプロゲートに依頼されています。 https://www.youtube.com/watch?v=XzNY_kvJfiE 具体的な依頼内容 具体的にどんな業務をご依頼されているのですか? 三浦さん: プロゲートでは菅原先生に税務のことを全て見ていただいていますし、あと社労士にもお世話になっています。やっぱり社労士がやってくれる手続きを前は自分でやっていたのですがとても大変でした。プロゲートに社労士がいるということで、税理士と一緒に依頼しています。 菅原先生: 領収書をお預かりして記帳の代行や税務相談を行ったり、社労士は給与計算や雇用保険・社会保険の手続きを行っています。 税理士とのやりとりの頻度 やりとりはどれくらいの頻度で行っていますか? 三浦さん: 税務上の書類などは月1で持って行って、それを見て打ち合わせなどもします。あとは悩みや困ったことがあったら随時電話で話したり、ご飯に行って直接話したり、プロゲートの事務所に行って話したり、結構密に連絡は取っています。僕が事務所に訪問する形が一番多いです。 また、難しい書類などは社労士と菅原先生とのアプリがあるのでそれに送って双方の意見をもらって、やりとりしています。 菅原先生が顧問税理士で助かったという局面は? 三浦さん: 助かってばっかりですけどね。 菅原先生: ありがとうございます。 三浦さん: まず困ったことがないですね。全部助かっています。 僕も随時相談するようにはしているので、困ったことは今パッと思い浮かばないくらいスムーズにやりとりもできています。 菅原先生: 困る前に都度ご連絡していただくので、こういうふうにしようなど事前の打ち合わせなどをさせていただき、こちらも助かっています。 なかなか連絡が取れない顧問先の場合は対応されていますか? 菅原先生: 都度ご連絡いただく場合には色々お話させていただくのですが、ご連絡があまりないという場合は、こちらからあまりしつこくお話してもというところはあるので必要に応じてという形で対応させていただきます。 必要書類をなかなか送っていただけない場合などは送っていただけない原因などを解消しましょうというようなお話は都度させていただいています。 話やすさ、連絡のしやすさはとても大事ですね 三浦さん: これはとても大事だと思います。僕の場合は同級生でもあるし、高校からの知り合いでもあるので連絡しやすいですが、話にくい税理士さんや連絡しにくい税理士さんもいると思うんですけど、そういうふうになると正直やりにくくなってしまうので、僕は今の現状でそれは全く感じていないです。 やっぱり人と人なので、一番大事だと思います。なので僕が菅原先生にお世話になってから、僕の後輩とかにも紹介したくなるし、実際契約もしています。 周りに困っている経営者がいたときに紹介しやすいですよ。 仙台市は若い起業家が多い? 仙台市は起業される方で若い方は多いのですか? 菅原先生: 仙台市としてもスタートアップということで力を入れて後押ししている分野でもありますので比較的若い方は多いんじゃないかと思います。 顧問税理士として改善してほしいところは? 顧問税理士として菅原先生に改善してほしいところはありますか? 三浦さん: ほんとお世辞じゃなくないですね。それは友達とか関係なくゼロで、プロゲートの事務所にも別に改善してほしいところもないですし、全部早め早めに打ち合わせもしていただけますし、連絡して返ってくるスピードも早いです。レスポンスがとてもいい事務所だなと思います。 本当に怪我だけはしないようにしてほしいです(笑) (※菅原先生の負傷歴は前回の記事をご覧ください) 菅原先生から見た三浦さん 三浦さんはお仕事がしやすい顧問先の方ですか? 菅原先生: 話もよく聞いてくださいますし、考え方もしっかりしていらっしゃるので本当にすごいなと思いながら日々お話を伺っています。 やっぱり上を目指す意識が強いので、私にはない発想だというか「気合い入っているな」と関心したり、自分も頑張らなきゃと思ったり、そういう影響も受けています。 お気軽にご相談ください 前編と後編に渡って顧問先の声ということで三浦さんにお話をお伺いしてきました。 ご相談はお気軽に弊社までご連絡ください。 今回お話をお伺いした三浦さんのお店「みうらのぽてと」にも仙台市の方、お近くの方は是非お立ち寄りください。 関連記事:【顧問先の声】なぜプロゲートに依頼した?(前編)


顧問先の声01
プロゲート関連

【顧問先の声】なぜプロゲートに依頼した?(前編)

今回は、プロゲート仙台オフィスの顧問先である、「みうらのぽてと」の三浦来喜さんにお話を伺っていきます。実際に顧問先のお客様の率直な声をお聞きしていきたいと思います。 https://www.youtube.com/watch?v=eVahXKmT4Gs 自己紹介 簡単に自己紹介をしていただいてもよろしいでしょうか? 三浦さん: 私は2021年から法人を立ち上げ、飲食店の経営をしておりました。 最初の1年くらいは違う税理士さんにお願いしていたのですが、2,3年目くらいから高校の同級生でもある菅原先生のところに依頼をして、今は4期目を迎えました。 仙台市若林区に店舗とキッチンカーが2台あり、今はキッチンカーのみで営業を行っています。 ポテトはもちろん、チキン、フランク、ハンバーガーなどを主にトッピングでつけられる商品になっています。また、生地に宮城県産の米粉を100%使用したバブルワッフルというスイーツもあります。このスイーツとポテトを主に販売しています。 お客様は若い方が多いのですか? 三浦さん: そうですね。 20代〜40代までのお客様が主に90%ほどを占めています。 出店される場所は決まっていますか? 三浦さん: 大体スーパーに出店しています。12時から大体18時〜19時まで出店していますが、ポテトはお昼ご飯でも、3時のおやつでも、夕飯のおかずでも食べられますし、お酒を飲む方はおつまみとしても購入いただくことも多いです。 食べ物を買うというお客様の思考がスーパーだと多いので、スーパーに出店するようにしています。 その許可なども申請しなければいけないということですよね? 三浦さん: そうですね。 あとはインスタグラムのDMで誘っていただくことも多いです。 税理士を変更したきっかけとは 顧問税理士をプロゲート(菅原先生)に変更されたきっかけは? 三浦さん: 高校の時はお互い認知はあったのですが、仲良く喋る間柄ではありませんでした。ただある時、うちの店に来てくれてそこで色々話ていくうちにやっぱり話しやすさや相談のしやすさもあったので、結構すぐに税理士さんを変更しました。以前の税理士さんも良い税理士さんでしたし、何か不満があったわけではなかったのですが、それよりもやっぱり同級生ですし親身になって話を聞いてくれたりなどもあったので菅原先生にしました。プロゲートさんと契約する前にも食事に数回行って仲も深めあって、その後すぐに契約しました。 菅原先生の素顔とは 友人だからこその菅原先生の良いところやエピソードは? 三浦さん: 良いところはやっぱり人柄です。 税理士さんって同じ免許を持っている中でどうやって違いを出せるかというと人柄が一番だと思うので、そこはやはり群を抜いて素晴らしいと思います。 また、高校の時から、税理士さんって簿記が必要ですが、学年でもトップクラスでしたし、同じクラスではなかったのですが簿記ですごい人がいるっていうことを聞いていました。 なので、人柄と簿記の凄さを合わせたら、最高の税理士さんかなと思います。 菅原先生のここはちょっと心配だなと思う部分はありますか? 三浦さん: 心配なところは特にないんですが、(菅原先生は)怪我しがちなんですよ。趣味でマラソンをやっているみたいなのですが、足を折ったり、最近では指を折ったりして会うたびにどこか折れているというところぐらいですかね(笑) 菅原先生: 今も絶賛骨折中です(笑) 三浦さん: お互い野球もやってたんですよ。 菅原先生: 野球をやめた理由も怪我です(笑) お二人は野球部で一緒だったとかではないんですか? 三浦さん: 僕は野球部でした。菅原先生は高1の時に大怪我をしたので、、 菅原先生: 軟式野球部と硬式野球部だったんですよ。私は軟式野球部に入って、半月板を損傷して辞めてしまいました。すぐに辞めた結果、部活で簿記をやって今に繋がっています。 菅原先生が税理士になられたきっかけは? 菅原先生: 先ほどもお伝えした通り、部活で簿記をやっていたんですけれども、3年生の時に進路をどうしようと考えた時に就職しようかなと思っていたんですが、日商簿記1級を取ると専門学校の学費が2年間無料という噂を聞いて、「もうこれでいくしかない」と日商簿記1級をとって進学しました。 そこから専門学校に行って、公認会計市か税理士かどちらがいいですかと聞かれ、公認会計士の方は真面目そうな人が多く、税理士の方が面白そうだなと思い税理士を選びました。 そのクラスがってことですね。 たまたま私は日商簿記1級を取って入ったので1つ上のクラスに入れられたんですが、たまたまそのクラスの人たちがユニークな人たち多く、それで税理士の勉強を始めることになりました。だから色々な偶然が重なって税理士を目指し始めたという感じです。 菅原先生の学校のエピソードは? 菅原先生: 私は勉強している時間よりも専門学校の時は寝ていた時間の方が多いんですよ。 「何をしに来てるんだ!」とよく怒られて、その後心を入れ替えて真面目に勉強し始めました。 次回もお楽しみに! 色々お話いただきありがとうございました。 今回は菅原先生の人柄や過去のエピソードやキャリアなどもお伺いできましたので、次回は顧問税理士としてどう思われているのかということを三浦さんにまたお聞きしたいなと思います。 関連記事:【顧問先の声】顧問先に本音を聞いてみた!(後編)


利益とキャッシュがズレるわけとは?
会計関連

黒字倒産の真実!利益とキャッシュがズレるわけとは?

前回、黒字倒産の理由として利益とキャッシュのズレについてお伝えさせていただきました。今回も続きとして解説していきます。 https://www.youtube.com/watch?v=BZWXcPOG_14 利益とキャッシュがズレる理由とは 減価償却 減価償却も利益とキャッシュのズレに繋がります。 例えば500万円の社用車を一括で購入した場合、5年間で減価償却していくと仮定すると会計上は最初の年に固定資産として500万円が車両運搬具として資産に計上されます。使用する期間は5年のため、減価償却費が5年間に渡って100万円ずつ経費として計上されます。 一方キャッシュの流れを考えてみると、購入時に一括で500万円支払うため支出は最初の年に500万円出ていきますが、費用は1年分の減価償却費100万円しかありません。そうすると利益としては減価償却費という費用の−100万円なのですが、キャッシュは500万円出ているので、400万円のズレが生じます。2年目以降はキャッシュの支出はありませんが、減価償却費が100万円生じるので、利益は−100万円ですがキャッシュは±0なので、利益よりもキャッシュの方が多い状況になります。 売掛金のタイミング 今売上を上げて入金が1年後の場合、利益は出ますが、回収が1年後であれば当然お金は足りなくなります。売掛金の回収期間が長いと資金繰りが悪くなることになります。 また売掛金は回収するまでは貸し倒れするリスクもあります。そのため、しっかりと取引先の与信の状況などもチェックすることが必要です。 利益とキャッシュの関係はどう考えるべき? 利益がどうキャッシュに影響するかということですが、最初は利益分はキャッシュが増えているという考え方からスタートして良いでしょう。ただ、例えば今年1,000万円利益が出たけれどお金が500万円減った場合、利益分がそのままキャッシュになるとすると1,500万円の現金が減っているということになります。その原因は貸借対照表をみることで発見することができます。貸借対照表の左側にある資産の現金・現預金以外のものが昨年より増えた場合はキャッシュにマイナスの影響があります。反対に貸借対照表の右側の負債が昨年より増えているということは、キャッシュにプラスの影響を与えています。 ただ、注意すべきなのは、これは昨年と今年を比べた今時点の話ということです。借入金などの負債が増えれば確かに今時点のキャッシュは作れますが、将来的には返済するため借入金の負債は返済と共に減っていきます。つまり負債が減っていくということは将来的にはキャッシュも減っていくということになります。逆に将来的に資産が減っていけば、車なども減価償却で価値は減っていきますがキャッシュはプラスになっていくということになります。 このように将来的な面で考えるか、今の面で考えるかによって、逆の考え方になります。 黒字倒産が多い業種とは? 前回の記事でもお伝えしましたが、在庫が多い業種は黒字倒産のリスクが高いです。黒字倒産のケースで多いのが建設業だと言われています。これは工事完了前に外注費や人件費、多額な材料費などの経費が発生します。工事が完成するまでの期間が長く、さらに工事が完成して売上が確定し、その売掛金が入金されるまでの間に資金繰りが悪化して倒産してしまうという場合があります。また、資材の高騰などで見積もりしていた金額よりも実際に工事に取りかかった時にかかった材料費の方が多かったということが発生した場合、契約にもよりますが工事を請け負った人が責任を取らなければならないというケースもあります。 また、公共工事などは財務状況などによって請け負える工事の範囲が変わるため財務状況がよくないといけないという場合があり、赤字にしにくいという面が建設業はあります。そのためそれが結果的に黒字倒産につながっているという面はあるかもしれません。 その他、製造業や卸売業は在庫や売掛金が多くなりがちな業種と言えるでしょう。売掛金の回収までに時間がかかったり、売掛金の管理がしきれず貸し倒れてしまったりということもあります。 また、世間の影響を受けやすい業種というのもリスクが高いです。アパレルなどはトレンドが変わると売れ残ってしまい、在庫を抱え処分してしまうということで、黒字倒産につながってしまうというケースもあります。 十分に検討しましょう 急成長・急拡大した時に資金繰りが急激に悪化するケースもあります。売上規模が拡大すると当然その前に仕入れが多くなったり、在庫を大量に抱えなくてはいけなかったり、各拠点に倉庫の設備投資が出てきたりと様々な経費が売上の回収よりも先に出てしまうため、かなり資金繰りは悪化します。そのため、そういった場合には金融機関と事前に十分な打ち合わせをして、その拡大するものにかかる資金を十分に検討して拡大していくということが重要です。 今回も、利益とキャッシュのズレについて解説させていただきました。 ご不安点やご相談がある場合は弊社までお気軽にご連絡ください。 関連記事:利益=お金ではない!?会社のお金が減る仕組みを解説! 関連記事:【保存版】中小企業の資金繰りが厳しいときにやるべきこと 関連記事:資金繰りが危機的状況から復活した方の話


会社のお金が減る仕組みを解説!
会計関連

利益=お金ではない!?会社のお金が減る仕組みを解説!

会社の利益は上がっているのに、現金が減っているという状況がある場合があります。そこで今回は、なぜそのような状況になるのかについて解説していきます。 https://www.youtube.com/watch?v=m9FVTACnfAI 利益とキャッシュは一致しない? 利益というのは会計上の儲けを表す概念ですが、これは売上などの収益から様々な経費・費用を差し引いて求めます。ただ、資金(=キャッシュ)は実際にある現金預金のことですので、この利益とキャッシュは全くイコールにはなりません。利益が出ていても手元のキャッシュとして残るとは限らないのです。決算申告の際に会社の利益が例えば1,000万円出ている場合、大体3分の1ほど法人税がかかりますが実際は現預金が0ということもあり得ます。 これらが一致しない原因は様々ありますが、多くの場合は会計上の収益や費用の計上時期と現金の収入支出、つまり実際に現金が出ていく・入ってくるタイミングが異なるからです。 なぜ現金が減るのか? お金の支出と利益が一致しないという例は多くあります。 例えば土地を会社で買った場合、土地という資産は手に入りますが、その分の現金は出ていくことになります。ただ現金は出ていきますが、土地の取得は収益にも費用にもなりません。その土地を使って将来的には利益を上げていくことにはなりますが、実際に売る時までは1円もお金になりません。 黒字倒産とは? 黒字倒産は、利益とキャッシュのズレが原因の場合が多いです。一般的には倒産というのは会社が赤字だからというわけではなく、借金や債務、買掛金が支払えないなど返済できない状況など資金繰りが立ち行かなくなるような状況のことをいいます。 そのため、決算書上では利益が出て黒字であるにも関わらず、資金繰りが立ち行かなくなるケースというのは実質的に倒産状態になるということもあります。このような状況を黒字倒産といいます。 黒字倒産の理由とは? 利益とキャッシュのズレ 黒字倒産、つまり利益が出ているけれどキャッシュが足りないということになるかと思いますが、この理由としては上記でもお伝えしましたが、利益とキャッシュのズレが挙げられます。企業の取引では、商品の販売後すぐに代金が回収されるとは限りません。販売から数ヶ月後の入金などの場合には、その間に人件費や仕入れの費用、借入金の毎月の返済などの支払資金を捻出しなければなりません。このような時に資金が足りなくなり、売掛金の入金の前に倒産になってしまうということがあります。 この利益とキャッシュのズレについては仕組みを大まかに理解していただくと分かりやすいかと思います。例えば、銀行からの借入金などの負債は、銀行から借りた際入金されますがこれは利益には全く影響しません。しかし、負債が増加するということは将来的には黒字倒産が発生するリスクになります。借りる時にお金が入ってきたとしても利益にはなりませんが、反対にこの借入を返済する時は経費にはならないけれどお金は出ていくということになるのです。そうなると手元資金は減りますが、利益とは一致しない、まさに利益とキャッシュのズレということが生じます。 在庫の保有 適正な在庫というのは通常の事業活動には欠かせないものですが、過剰に在庫を保有するということも黒字倒産の大きなリスクになります。 商品や材料を仕入れる時は仕入れという経費で仕入れますが、売れ残っているものは一時的に材料や商品といういわゆる棚卸資産という資産に変わります。これは販売するまではキャッシュは回収されません。そのため棚卸資産は手元資金の減少要因となります。 設備投資 土地や不動産、機械、建物などを設備投資といいますが、この設備投資は将来的な利益やキャッシュの獲得のために重要な支出です。ただ、資金繰りの観点からは一時的に大きなキャッシュのマイナスになります。設備投資した金額は数年に渡って減価償却しますが、この設備投資で支出したキャッシュと減価償却で費用化するタイミングが異なるため利益とキャッシュのズレが生じます。設備投資する際には、手持ちのキャッシュに加えて金融機関からの借入金などを通じて資金繰りのシミュレーションを十分に行うことが重要です。 お気軽にご相談ください! 今回は会社の利益は上がっているのに、現金が減っているという状況についてお伝えしました。次回も今回の続きとして解説していきます。 ご不安な点などある場合は是非弊社までお気軽にご相談ください。 関連記事:【保存版】中小企業の資金繰りが厳しいときにやるべきこと 関連記事:資金繰りが危機的状況から復活した方の話


資金繰りが危機的状況から復活した方の話
会計関連

資金繰りが危機的状況から復活した方の話

前回の記事で会社の資金繰りが厳しいときにやるべきことをまとめました。今回は実際のお客様で資金繰りが厳しかったけれども復活した方のエピソードなどをお伝えしていきたいと思います。 https://www.youtube.com/watch?v=XFWWPVerbko 顧問先の財務状況の良し悪しはすぐに分かる? 顧問先の財務状況の良し悪しは程度によりますが、決算書を確認すると大体分かります。決算書は現預金がいくらあるか、借り入れがどれくらいあるかなどの情報を網羅しますので、もちろん今悪いというのはすぐに分かりますし、悪くなりそうだということもある程度は把握することができます。そういった場合は、今後の見通しを伺いながら、現在の状況の共有、改善案などをお打ち合わせするようにしています。業績が悪い場合では、銀行融資なども通りづらいことがほとんどですので、これ以上悪くならないように早く手を打つことが必要です。 資金繰りが厳しい状況から復活したお客様 実際に顧問先のお客様で資金繰りが厳しい状況から復活した方もいらっしゃいます。そのお客様は震災の影響があり、税金や社会保険料を申告、納付していない期間があったため、5年ほど経った時まとめて申告するよう催促が来ました。金額は2,000万円〜3,000万円ほどです。一度には払えない金額のため分割で支払うこととなりましたが、そのお客様は、納付をする際に年金事務所、税務署に行くようにし、担当者の方に状況を都度報告するということをかかさずなさっていました。そのような姿勢でいたところ、担当者の方の態度も軟化し、応援してくれるようになったそうです。 分割の支払があるため、しばらくは資金繰りが厳しい状態で経営をされていましたが、数年前に社会保険料や税金など全部完済して資金繰りも改善され、以前より安定して経営ができるようになっています。 対応する担当者の方も人なので、こちらの態度が悪ければそれなりの態度で返ってきますし、きちんとしていて「頑張って欲しい」と思ってもらえたら、例えば「こういうふうにしたらいいのでは」などの助言をもしかしたらいただけるかもしれません。本当に厳しい状況下こそ、真面目な姿勢、真摯に取り組む姿勢が非常に重要だと思います。 経営状態が悪いときにやるべきこと 資金繰りが悪化し経営状態が悪いときには、取引先を変えたり、値上げをきちんと行うなどの赤字解消のための行動が取れない、取りずらい場合もあるかと思います。ただ、もし今までの取引では赤字となり、今後倒産してしまうとなった場合には、交渉などは可能な限り早く行う必要があります。赤字になっている原因を解消するための行動は、1秒でも早くやるということは非常に重要です。 弊社へお気軽にご相談ください 資金繰りで苦しまないために事前に対策をするということや、万が一そのような状況になったとしても、やるべきことをきちんと行っていくことが大切です。 資金繰りなどに関してご相談がある方は弊社へお気軽にご相談ください。 関連記事:【保存版】中小企業の資金繰りが厳しいときにやるべきこと 関連記事:仙台市で創業融資を考えている方は「仙台創業融資支援センター」を活用しよう! 関連記事:利益=お金ではない!?会社のお金が減る仕組みを解説!


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