- 会計関連
決算申告はいつまでにしなければいけないの?期限や流れを解説
仙台市で起業した経営者の中には、初めての決算でどうすればいいのかわからない人もいますよね。決算申告は、個人事業主でも法人でも必ず必要になってくるプロセスですが、個人でやろうと思っても「内容が難しい」「面倒くさい」「時間が無くて間に合わない!」という悩みを持つ事業者が多いのではないでしょうか。
もちろん自分で行うこともできますが、専門的な知識がないと難しいことや、数字を扱うのでミスをしやすいのが難点です。どんな書類が必要で、申告する期限、書類作成から申告までの流れについても知っていないと、スムーズに取り組むことができず、申告期限に間に合わないかもしれません。
そんな時は、計算や税のプロである税理士に依頼することで、ご自身の心的・時間的負担を軽減しましょう。
私たち税理士法人プロゲートが運営している「仙台決算申告代行センター」では、仙台市をはじめとする宮城県全般のご依頼に対応いたします。直前のご依頼にもスピーディーかつ丁寧に対応させていただきますので、まずはご相談ください。
この記事では決算申告の期限や流れについても合わせて解説していきます。

Contents
そもそも決算申告とは?
まず、「申告」とは何のことか知っていますか。
一般的に申告は、個人・法人が自分たちの状況を公的機関に正式に報告するときに使われる言葉です。

決算申告・確定申告・中間申告と、申告という言葉が付いているものがあるので、それぞれの違いについて解説していきます。
決算申告
決算申告とは、会社における事業年度全体の経営成績(損益)と財政状況(資産・負債)を確定し、確定申告するための納税額を確定するための手続き「決算に基づいての確定申告」のことです。
法律上には使用されていませんが、一般に広い意味で使われており、納税における申告全般のことを「決算申告」と呼んでいます。
確定申告
確定申告は、決算に基づきその年度における納税額について、それぞれの機関へ申告を行うことです。個人事業主でも法人でも、納めるべき税金の申告は義務付けられています。
法人の場合は、社会法に基づき年度ごとに決算が必要で、決算の内容によって導き出した納税額を申告することが求められます。
確定申告は「所得を計算し、申告書を提出すること」です。
個人事業主や法人など事業を運営している場合、年に一度決算を確定し、それに基づいて確定申告を行います。決算書の作成や確定申告をするだけでなく、取締役会や株主総会で承認を得ることも必要です。
中間申告
中間申告は、前年度において一定の金額を超える税額がある場合に、事業年度の途中で税金の一部を前払いできる制度です。通常の確定申告でまとめて納めるのではなく、事業年度の途中で納税します。また、中間申告の方法は複数あり、税法によっても対象となるには条件が有るので注意が必要です。
どの税法でも、確定申告においては当年度の年税額から中間申告や予定納税で支払った税額を差し引いて納付しましょう。
決算申告の期限はいつまで?
次に、法人税、地方法人税、消費税などの決算申告はどの時期までに提出する必要があるのでしょうか。ここからは決算申告に必要な期限や、もし申告が遅れてしまった場合について簡単に解説していきます。
原則として決算日から2か月後まで
確定申告書の提出期限は、原則、決算日(各事業年度終了の日)から2か月以内までに提出することが必要です。ただし、申告期限が土曜日・日曜日・祝日などの場合は、その翌日が期限となります。
法人の場合は、株主総会や取締役会などで決算報告を行い、承認を得ることも必要なため、実際には決算日まで間に合わないケースもあります。このような場合、法人税は「決算に基づく確定申告」により、決算日までに申告期限の延長を特例で申請することが可能です。これによって1か月申告期限が延長できます。
また、消費税の確定申告も、申告期限の延長申請が可能で、1か月の延長が可能です。
申告を忘れてしまった場合は早めに申告
決算申告を忘れてしまった場合には、できるだけ早く申告を行う必要があります。早い段階で自己申告ができると良いですが、税務署に指摘されると、納税額に対し10〜15%の無申告加算税が課せられてしまいます。
また、期限が過ぎれば過ぎるほど日数に応じて延滞税がかかることが注意点となります。2か月以内であれば延滞税を年7.3%に、それを超えると年14.6%が未納の税金にかかってしまいます。他にも、ペナルティとして無申告加算税、重加算税、青色申告の取り消しなどがあります。せっかくの節税や特例なども、使用できなくなってしまうため、決算申告を忘れてしまっていることに気づいたら、なるべく早く申告をしましょう。
決算申告の延長は特例
法人税や地方法人税には、申告期限を延長する特例があります。
やむを得ない理由(災害など)によって決算が確定できず、法人税などの決算報告を期限までに提出できない場合、原則2か月以内の申告期限を1か月延長することが可能です。
これは、会社法で株主総会は決算日から3か月以内に開催すれば良いとされているからです。定款などで決算の定時総会を決算日から3か月以内と定めておけば、提出期限を延長する際に申告期限の延長申請書を提出し、期限を延長することが可能となります。
決算申告に必要な書類
決算申告にはどのような書類が必要なのかも知っておく必要があります。ここでは「計算に基づく確定申告」に必要な主な書類について以下で解説していきます。
●決算書(決算報告書)
決算の際に作成した決算書を提出します。決算報告そのものではなく、その中の「貸借対照表」「損益計算書」「株主資本等変動計算書」などが必要です。
●法人業務概況説明書
事業内容など概況に関する書類として「法人業務概況説明書」を提出します。この説明には、法人の主な業務内容・業種・月度売上高・従業員数などが記載され、具体的に事業の規模や業態状況を確認することができる書類です。
●勘定科目内訳書
勘定科目内訳書は、申告の内容を詳細に説明しており、適正な税務処理が行われているかどうかの裏付けとして提出する書類です。法人税の計算間違いや利益操作、申告漏れがないかを確認するため、多くの項目と詳細な内容が必要です。
●その他必要な書類
・適用額明細書・・・租税特別措置を適用する場合
・合併契約書、分割契約書など関係する書類の写し・・・組織再編成があった場合
・組織再編成に関わる主な事項の詳細・・・組織再編成があった場合
決算申告においてのお悩み
仙台市で起業された事業主の方も、もちろん決算申告をしなければいけません。決算申告は自分で行うこともできますが、知識が不足していると、思っている以上に時間がかかり、ミスをしてしまう可能性も大きいです。私たち税理士は、そんなお悩みに的確に対応することが可能です。ここでは良くご相談いただくお悩みについて紹介していきます。

時間と労力が不足している
相談者の方の中には、日常業務が忙しいなどのご事情で、決算申告に必要な時間や労力を確保できない方も多いです。仕事に追われ、忙しい毎日の中で、計算申告に必要な様々な種類の書類や資料を準備するのは大きな負担となってしまいます。
節税対策に不安がある
事業主の中には、ご自身の税金の正しい知識が不足していたり、不安がある方も多いです。税に対する正しい知識が不足していると、適切な節税方法がわからず、税金を払いすぎていたり、逆に不足してしまっている可能性もあります。税理士は税務のプロなので、相談者様に適した内容を、わかりやすくお伝えすることが可能です。
最新の税改正への知識不足
税金も日々税改正が行われており、常に最新の知識を納めておく必要があります。改正前の知識のままでは、結局間違いとして受理されません。日常業務をこなしながら、税制について調べ、勉強するのは時間的にも難しい方が多いのが現実です。
常に最新の正しい知識を取り入れ理解し、実行するのは専門家である税理士にお任せください。
ミスや漏れの心配
「書類にミスや漏れがないか心配で、正確に処理されているか確認がしたい」という方も多いです。ご自分で決算申告をする場合、最も不安になる要素でもありますよね。数字の間違いや計算ミス、記入漏れなどは慣れない作業だと多くなりがちです。特に期限内に行わなければならないため、焦りもミスを誘発する原因となってしまいます。私たちは、税理士の他にも経験豊富なスタッフが揃っているので、書類作成も一丸となってお客様をサポートいたします。
緊急の対応
「申告期限が迫っているので至急何とかしたい!」というご相談も多くいただきます。
いくら申告期限があることはわかっていても、何らかの理由で思い通りに申告準備が進まないことは少なからずあるでしょう。ご自身では到底間に合わない場合でも、プロである私たち税理士にお任せいただけると、最善の方法でサポートすることができます。
過去の未申告についての対応
ご相談者様の中には、起業はしたものの決算申告のやり方がわからず、数年間決算申告を行っていない場合もあります。こうなってはご自身だけでは解決することが難しいですが、私たちにご相談いただければ、迅速に必要な対応をすることができます。
仙台決算申告代行センターへ!
上記のように、決算申告のさまざまな悩みや不安を抱えている事業主様は、ぜひ仙台決算申告代行センターをご利用、ご相談ください。税理士法人プロゲート仙台オフィスが運営しているため、確かな実績と安心のサポートをお約束します。
お悩みはスピード解決!

スピードが勝負です!ご要望には迅速対応!
申告期限が迫っている・期限を過ぎてしまった場合、1日でも早い対応が必要です。 当事務所の代表も直接対応しますので、ご要望に迅速に対応でき、スピーディに進めることができることがメリットの一つです。
わかりやすい丁寧な説明

お客様目線に立つことを忘れません。
税金のルールは細かな法律に基づいているため難しい専門用語が多く、素人には難解です。弊社では、お客様の目線に立ち、分かりやすい言葉で説明させていただきます。初めてご依頼される方でも安心してご相談ください。
決算後の対応も任せて安心

融資のサポートも得意としています。
お客様のご希望に応じて、決算以後の税務顧問はもちろん、融資や補助金・助成金の支援やアドバイスも行っております。幅広くサポートさせていただきますので、決算後の対応も遠慮なくご相談ください。

ご相談から決算申告までの流れ
上記のような心当たりのある方は、まずは仙台決算申告代行センターへご相談ください。ここからはご相談いただいてから決算申告を行うまでの流れを簡単に解説していきます。

①お問い合わせ
「期限がギリギリで間に合わないかも」「決算申告に必要な資料って何?」「実は数年間決算申告をしていないのだけど」など、決算申告に関する疑問や不安がある方は、まずはお気軽にご相談ください。
②資料収集
ご相談・申告書作成の際に、改めて必要書類のご案内をさせていただきます。決算書・申告書作成に必要な資料などを合わせてお送りください。
③データ入力
お客様からお預かりした資料を基に、会計ソフトに入力し、税理士が間違いや漏れがないかチェックします。
④決算書・申請書作成
データ入力完了後に、決算書と法人税申告書を作成します。節税に関してもお客様に適したご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
⑤申請書の確認・提出
申告書、納税額をそれぞれご確認いただき、問題が内容であれば申告書に押印をいただきます。そのあと税務署へ申告書提出を代行します。ここまでの作業を最短で10日で行います。
⑥決算申告完了
仙台決算申告代行センターは、年間300社以上の決算申告実績があります。ご安心してご相談ください。
サービス料金 ※キャンペーンあり
決算申告フルサポート

決算申告に必要な全ての業務を代行するプランです。
記帳代行・決算書作成・申告書作成・申告書の提出代行の全ての業務をフルサポートさせて頂きます!
〇こんな人におすすめ〇
・まだ何もしていない!
・領収書がそのままで入力もしていない!
決算書作成・申告書作成

決算申告に必要な決算書作成・申告書作成・申告書の提出代行を代行させて頂くプランです。
〇こんな人におすすめ〇
・日々の入力はしているけれど、決算だけはお願いしたい
申告書作成のみ

決算申告に必要な申告書作成・申告書の提出代行を代行させて頂くプランです。
〇こんな人におすすめ〇
・決算書は作成したけれど申告が初めてで不安がある…
・申告書の作成や提出をお願いしたい!
よくいただく5つのご質問
申告期限が過ぎてしまっている場合、どうすればいいの?
延滞費用がかかり、場合によってはペナルティもあるため、申告期限が過ぎてしまった場合は早く申告する必要があります。
経験豊富なスタッフが全力でお手伝いいたしますので、安心してご相談ください。
どのような書類の準備が必要かわからない
面談時に必要最低限の資料等の作成の指導を行っております。知識が無くて不安な方にもわかりやすくお伝えしますので、ご安心ください。
本当にギリギリの期限でも大丈夫?
もちろん対応可能です。経験豊富なスタッフが多く在籍しているので書類さえ揃えば、業務開始日から最短10日で処理を行います。
初めての決算申告で、どう進めればいいのかわからない
初めての決算申告は不安な要素が多いかと思いますが、当事務所が決算申告を全面的にサポートいたします。まずは、必要な書類を揃えることから始めましょう。
節税対策も相談できる?
税のプロである税理士が、お客様の事業内容に合わせて、役立つ最適な節税対策を提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
仙台市|駆け込み決算もお任せ!
決算申告は、「内容が難しい」「面倒くさい」「時間が無くて間に合わない」という考えを持ってしまい、ご自身で行うのは難しいと感じる人も多いでしょう。
仙台市の事業主様で、実際に申告期限が過ぎてしまう理由として挙げられるのは「計算が間に合わない」「日常業務が忙しく、作成作業にとりかかれない」「書類の作成に時間がかかる」といったものです。必ず申告する必要のある大切な業務ですが、日々忙しく仕事を抱えている事業主様にとっては、気持ちや時間に余裕がなく、つい後回しにしてしまいます。しかし、申告期限を過ぎてしまうと、不必要な延滞税やペナルティが課せられることになってしまうので、注意が必要です。
もし、決算申告に対して不安や疑問を持っているのならば、ぜひ一度、仙台決算申告代行センターへご相談ください。こちらは税理士法人プロゲート仙台オフィスが運営を行っており、税理士をはじめ、経験豊富なスタッフが多く在籍しているので、迅速かつ丁寧に対応することが可能です。何より事業主様が、本業に集中して取り組めるように、また、本来のパフォーマンスを十分に発揮できるようにスタッフ一丸となって全力でサポートいたします。
まずは気になったこと、不安点などお気軽にご相談ください。ご連絡お待ちしております。

関連記事:宮城県仙台市で税理士に確定申告を依頼するなら誰にどのように相談すればいい?
関連記事:確定申告が必要なのはどんな人?申告義務やペナルティ・対処方について解説
関連記事:青色申告の個人事業主がパソコンを経費計上する時の勘定科目や仕訳例を解説
関連記事:事業主貸の上限は?概要、仕訳の方法やポイントを解説
関連記事:仙台市で確定申告の無料相談を行っている場所をご紹介!
関連記事:仙台市青葉区で税理士をお探しなら税理士法人プロゲートへ
投稿日: 2024年12月16日 10:12 am
更新日: 2025年2月10日 9:17 am